2019.05.12 ニュースリリース

社長、出版学会で発表「中西松香堂の江戸期書肆から明治期印刷会社への変容」

当社社長は、5月11日跡見学園女子大学で開かれた、出版学会春期研究発表会で「中西松香堂の江戸期書肆から明治期印刷会社への変容」と題する発表を行いました。
中西印刷の前身である中西松香堂は1865年に蓍屋から分家独立したことが判明しています。この年を当社創業年としているのはご存じの通りです。当初は木版で出版を行っていたと考えられますが、長く、木版時代の印刷物は発見されていませんでした。ところが、一昨年、国立国会図書館の古い資料をデジタルで公開するデジタルコレクションにて、この当時の木版印刷物が発見され、研究が可能となりました。
社長は、この間の木版印刷から活版印刷への変化と、当社が出版社から印刷会社へと変容していく過程を調査し、今回の発表となったものです。発表後、質問も多く出るなど、出版学関係者には大きな発見となったようです.

予稿集と追加資料

 

 

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