2019.02.01 ニュースリリース

XEROX Iridesse 稼働

2019年1月27日新型のデジタル印刷機、XEROX Iridesseが搬入されました。Iridesseはすでに10年近い稼働実績のあるColor1000Pressの後継機種にあたります。Color1000Pressでは、すでにオフセット印刷並のカラー品質が達成されており、中西印刷の冊子カラー化の立役者となってきました。特に、オフセットでは不得意なモノクロページとカラーページが入り交じるような冊子に強みを発揮してきました。数多くの学会誌のカラー化はこうしたデジタル印刷機なくては達成できませんでした。Iridesseはそのカラー品質にはさらに磨きがかかっています。トナーはCMYKにクリアトナーを足した5色。機械的にはあと1色をつけくわえることができます。

しかし、今回のこの長い機械の最大の特色はフィニッシャー(製本機能)が豊富なことです。ほぼフル装備の製本機能を備えており、中綴じから、三方断裁まで可能です。また紙質の違う紙をまぜることも可能で、表紙と本文が別の紙といった需要にも対応できます。つまり、印刷してから、製本機や断裁機を使うことなく、インラインで、簡単な中綴じ冊子を製作することができます。

また、縦33センチ横66センチ(特殊な処理をすれば120センチ)までの長尺印刷が可能で、A4の本のジャケットも印刷可能となります。

今までカラーオフセットでないとできないとか、製本会社でできあがりまで長い時間がかかった商品も内製化できることになりました。今後も、あらたな可能性に挑戦していきます。

XEROX Iridesse

一覧へ戻る