Impact Factor(インパクトファクター)|学会誌・学術印刷全般・学会業務受託など、文化学術の発展に貢献する中西印刷

インパクトファクターとは

Impact factorは、学術雑誌をそれぞれの雑誌がいかに学界に対して影響をもちえたかを引用という視点から数値として算出した物です。一般には学術雑誌のランクづけ指標のように考えられていますが、元々は、Eugene Garfieldが学者の研究の便のために創案した物でした。Impact factorはアメリカのThomson Reuters社(http://science.thomsonreuters.jp/)から、発行されているJournal Citation Reports に掲載されています。

計算式

Impact factorは、以下の数式により、算出されます。

A(year) = (B(year - 1) + B(year - 2)) / (C(year - 1) + C(year - 2))

year 特定の暦年
A(year) year年のImpact factor値
B(year - 1) year年の前年に発表された論文がyear年に引用された数
B(year - 2) year年の前々年に発表された論文がyear年に引用された数
C(year - 1) year年の前年に発表された論文数
C(year - 2) year年の前々年に発表された論文数

実際に数値をあてはめて考えてみます。2014に50、2013年に40の論文が発表された雑誌があるとします。2015年中に、この2年間の論文が、何回引用されたかを全世界の雑誌から検索して数えます。ここで、2014年の論文が80回、2013年が60回引用されていたとすると

2015年のImpact Factor値 = (80 + 60) / (50 + 40) = 1.55

となります。

日本のImpact Factor

では実際のImpact Factorはどれくらいになるのでしょうか。
日本のImpact Factor上位10誌は以下のようになります。

2015順位 Journal Title Impact Factor 2014 IF順位
1 JOURNAL OF PHOTOCHEMISTRY AND PHOTOBIOLOGY C-PHOTOCHEMISTRY REVIEWS 12.162 1
2 NPG Asia Materials 8.772 2
3 DNA RESEARCH 5.267 3
4 JOURNAL OF GASTROENTEROLOGY 4.414 5
5 Gastric Cancer 4.404 7
6 PLANT AND CELL PHYSIOLOGY 4.319 4
7 CIRCULATION JOURNAL 4.124 6
8 CANCER SCIENCE 3.896 8
9 SCIENCE AND TECHNOLOGY OF ADVANCED MATERIALS 3.433 9
10 HYPERTENSION RESEARCH 3.208 16

(出典:Thomson Reuters 社、Journal Citation Reports 2015年版)


なお、中西印刷ではお問い合わせいただいても個別のImpact Factorをお教えすることはできません。

ご不明な点などはトムソンロイター  ウェブサイト:http://science.thomsonreuters.jp/をご参照いただくか、
メール:ts.info.jp@thomson.comまでご連絡ください。

その他「Impact Factor算出の対象になるためには?」や「インパクトファクターの上げ方テクニック」などを解説した「Impact Factorについて」という文書(PDF)を用意しておりますので、こちらを御覧ください。


Impact Factorについて


EigenFactorについてはこちらをご覧ください。


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