当社専務 韓国で日本語のJATS XMLについて講演|学会誌・学術印刷全般・学会業務受託など、文化学術の発展に貢献する中西印刷


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 当社専務 中西秀彦は2016年7月22日韓国ソウルの韓国科学技術センターにて開催されたThe 3rd Asian Science Editors’Conference and Workshop 2016において"JATS XML for Japanese language"という題名の英語によるプレゼンテーションを行いました。


これは当社の日本語によるXMLオンラインジャーナルの試みについて発表したものですが、2015年に米国で開催されたJATS-Conにおいての専務プレゼンテーションが元になっています。これをアメリカで聞いていた韓国の関係者がアジアでのXML普及について韓国でも語って欲しいと招聘があり実現したものです。Asian Science Editors’Conference and Workshopは第1回目が韓国、2回目がベトナム、今回が3回目で韓国、次回は台湾での開催と言うことで、オンライン時代のアジアからの情報発信について熱心な討議が行われていました。今回は私以外の日本からの参加者もあり、また、韓国語でのXML作成についての発表もおこなわれるなど、今、自国語でのオンライン公開は大きな注目を集めているようです。


内容についてはまもなくスライドが公開されます。専務が特に強調したのは、Only English is not globalization.英語だけが世界共通語ではないということです。むしろ言語そのものは翻訳ソフトの発達により情報交換の障壁にはならず、むしろXMLを通じた構造化こそが世界中の共通理解のために必要だと言うことを訴えました。もちろん現在のところは非英語圏である韓国でさえ国際集会ではこうした発表自体を英語でやらなければならないのが現実(I regret to say this in English)です。ただ、このことを翻訳ソフトで韓国語に翻訳した(이것을 영어로 말하는 것을 유감스럽게 생각합니다)ところ、違和感なく受け取っていただけました。。東アジア圏での共通語が英語ではなくて、機械翻訳のやりやすいXMLによる構造化文書となるのも近いかもしれません。


英語では非常に発達しているXMLツールを東アジア、漢字文化圏向けにしたものが必要であるということでも一致しました。



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発表スライドは以下の韓国のサイトから公開されています。 http://asianeditor.org/event/2016/files/22nd_CASE2016_Hidehiko%20Nakanishi.pdf


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