WEBベースファイル交換システムのご案内

 WEBベースファイル交換システムは中西印刷が経済産業省助成(平成17年度近畿57号 IT活用型経営革新モデル事業)をえて、開発したシステムです。

 このシステムは、原稿やPDF校正などの電子ファイルを大量に安全に送るためのシステムです。今まで、こういった用途には、電子メイルの添付ファイルやFTPが使われてきました。

 電子メイルはあまり大きなファイルが送れません。大学のサーバーによっては1M以上のファイルを通さないといった制限をしているところもあります。また、安全性が低く、アドレスを書き間違えるととんでもないところへ簡単に配信されてしまいます。

 FTPは大きなファイルも送れ、安全ではありますが、いちいちIDとパスワードの発行が必要となったり、特殊なソフトをたちあげたりと、煩雑でした。本システムはその両者の欠点を克服し、安全かつ簡単に大量な電子ファイルを送受信することができます。使用するのは通常のWEBブラウザ(Internet explorerなど)だけです。

 基本的なイメージ以下の通りです。

まず、受信者と発信者はWEBベースファイル交換システム(以下システム)に登録します。運用管理者(編集長など)はそれぞれの受信者・発信者を確認して発信や受信の権限を与えます。

@発信者は自分のもっているファイルの中から送信したいファイルをシステムで選択して宛先を指定します。複数ファイル登録可能です。

AファイルがシステムにアップロードされNACOSサーバーに保管されます。

B宛先に指定された人に、ファイルがアップロードされたという電子メイルが自動的に送られます。

C電子メイルを受け取った受信者はシステムにダウンロードを要求します。

D該当データがNACOSサーバーから受信側にダウンロードされます。

E受信者はファイルを受け取り利用できます。

F受信されたという電子メイルが発信者に自動的に送られます。

登録者はそれぞれにグループ指定ができますので、誤指定による誤配信を低減できます。また、誤送信があっても送信者が気がつけば、受信される前であれば、送信を取り消すこともできます。

WEBベースファイル交換システム

TOP