CSRの詳細はこちら
J-STAGEを運営するJST(科学技術振興機構)は2016年5月18日より、次期J-STAGEの評価版を公開しています。これは2012年から始まったJ-STAGE3の次期バージョンにあたるものです。ただJ-STAGE4という名称は使われておらず、公開時の名称はまだ決まっていないようです。
次期J-STAGEでは全文HTMLの画面インターフェースが一新されており、J-STAGEみずから、「海外のジャーナルプラットフォームを参考に、見やすく、使いやすいサイトとなることを目指しています」(2016年8月5日XSPA総会での発表)と述べている通り、かなり見やすく扱いやすい物となっています。その基礎にあるのは全文XML技術で、今まで、PDF中心だった、J-STAGEが 国際的に標準となりつつあるXMLへ大きく舵を切った物といえます。
評価版は現在https://jstagebeta.jst.go.jp/において公開されています。また、最近普及の著しいスマホやタブレットにおいても、XMLを基礎とすることで、読みやすくなっています。JSTでは、その他にも以下の改善点をあげており、いよいよ日本でも本格XMLオンラインジャーナルの到来となりそうです。
1.おすすめ記事表示
2.ジャーナル概要、編集委員会メンバ紹介
3.J-GLOBALと連携し関連情報を表示
4.アクセスランキング表示
5.外部サービスとの連携 「Mendeley」「PlumX」など
6.全文HTML表示の改善
7.モバイル端末での表示最適化